電圧調整継電器

電圧調整継電器

負荷時タップ切替変圧器 (LRT) のタップを自動制御

電圧調整継電器は負荷時タップ切替変圧器のタップを、設定された条件にて自動的に昇圧、降圧制御信号を出力します。
90、プログラム、LDC、プログラムLDCの4つの運転設定を選択でき、タッチパネルで簡単に設定することができます。

電圧調整継電器

90運転設定

母線電圧を一定にするようにLRTのタップを制御する運転方式で、整定した基準電圧、不感帯、積分時間により制御します。

プログラム運転設定

最大10個までの時間と基準電圧を登録して、設定した時間になったら登録した基準電圧と母線電圧を比較してLRTのタップを制御します。

LDC運転設定

母線電圧、有効電力、無効電力と線路定数から需要端電圧を計算し、基準電圧と比較してLRTのタップを制御します。

プログラムLDC運転設定

プログラム運転と同様に、登録した時刻と基準電圧でLDC運転を行います。

定時電圧記録機能

母線電圧と需要端電圧を1時間毎に24時間分記録します。記録した内容はグラフで表示します。